DMJ No. 50010418
学名/和名
(MJ No.)
Archips xylosteanus (Linnaeus, 1758) カクモンハマキ, Cat. 0104
標本画像
生態画像
同定

開張♂15-19; 21-23mm. ♂の表徴はArchips fuscocupreanus ミダレカクモンハマキの一型に似るが, 前翅のcostal fold が細長く, 密着せず, 前縁にそって前翅の2/3まで達することで区別できるが, 交尾器による識別はより簡単である. Sacculus の幅はよりせまく, 基部ではミダレカクモンハマキのように深くえぐれない. Aedeagus の先端に1本の長い突起を有する. Sterigma antrum はよりせまく, signum はより大きい.

分布 関東では山地に多い. 北アフリカを除く旧北区に広く分布し, 日本では北海道, 本州から知られる.
発生期 1, 卵越冬.成虫は7-8月に出現
食樹・幼生期 幼虫はバラ, ブナ, カバノキ, ニレ, ヤナギ, ミズキ科等の多くの広葉樹につき, 特にリンゴ, ナシ, クリ, シラカンバなどから多く発見される.
幼虫画像